建築学科 建築学科
電力の安全をつくる。
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本科は、文部科学省 職業実践専門課程 認定学科です

「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」目的として文部科学省が認定する「職業実践専門課程」に本学科が認定を受けました。これは本学科が、より実践的に企業に直結した教職員、教育やカリキュラムを有していることの証明です。

電気工学科 6つのポイント


教育

専門知識と技術を基礎から習得

教育イメージ 教育イメージ

豊富な実習を通し電気の安定供給を基礎から学習

社会生活に不可欠な電気エネルギー。その安全性と快適性を保ち、環境に配慮しつつ供給するのが、電気技術者の仕事です。電気工学科では、電気技術者に必要とされる専門知識と技術を基礎から習得。豊富な実験、実習を通して、即戦力となる人材を育てます。

  • 再生可能エネルギー

    SDGs目標7の“エネルギーをみんなにそしてクリーンに”への取り組みとして、日本では2050年までに温室効果ガスを80%削減へ向けて、エネルギー転換による脱炭素化への取り組みを進めています。本科では官学連携事業(北海道企業局)として幌別ダムの小水力発電や国内最大級の夕張シューパロダムの見学のほか、MOPA(室蘭洋上風力関連事業推進協議会)の正会員として持続可能なクリーンエネルギーの体験や知識を深めています。

    MOPA

  • 電気・電力業界でのドローンへの期待

    ドローン(マルチコプター機)について学びます。電気業界では、すでに太陽光パネル発電所など大規模な施設における点検作業での活用が進んでいます。機体のしくみや法令(航空法)なども学び、実際のフライトを体験します。

  • デバイス
  • 電気を深く学ぶ

    通常、電気は眼で見ることはできません。そのため、電気が見える形でどのように使われているのか、その理解を深める機会を設けています。電気の技術者として、ハードウェアの設計を学び、昨今では、IT系のプログラムや電子系のデバイスと合わせることによるIoTを通じて、電気と他分野のつながりを理解できます。電気の役割を、実体験として学べる課外授業も積極的に実施しています。

  • 発電所を見学
  • 大林組と北海道電力の発電所を見学

    さまざまな発電方法、設備のしくみなどを理解する貴重な機会として、企業連携による発電所見学を毎年実施しています。本校キャンパスの目の前にある、大林組のメガソーラー「登別太陽光発電所」と、伊達市にある北海道電力の石油火力発電所「伊達発電所」を見学したほか、現場で働く技術者の方々から直接お話を聞く貴重な時間となっています。

社会人の再進学先としても選ばれています

就職に強い電気工学科には、電気関連の難関資格取得をめざし、社会人から学び直しとして入学する方もいらっしゃいます。既に電気関連のお仕事をされている方はもちろん、他の業種や職種で働いていた方が学生となり、より高度な資格を身につけることも可能です。
また、電気工学科は社会人経験者の授業料の一部を厚生労働省が実質負担する「教育訓練給付金制度」に認定されているので、あなたの夢の実現を経済面からもサポートします。


施設・設備

電気の確実性と将来性を学べる環境

施設・設備イメージ 施設・設備イメージ

さまざまな実習・実験を行うための充実した学習環境

電気工学科では、将来、現場の第一線で活躍する技術者を想定して、さまざまな実習・実験を行うための充実した施設・設備を整えています。 E-Labでは、電気技術者として必要な電気全般の知識や配線の技術などを習得するためのさまざまな設備があります。電気が発電所から家庭に届くまでの流れと働きをしっかりと学び、さらに環境にやさしい新エネルギーである燃料電池の実験も行えます。E-Lab内にある高電圧実験室では、高電圧による雷の発生、空気やガラスなどの絶縁破壊試験を行うことも可能です。

  • E-Lab(高電圧実験室)

    E-Lab(高電圧実験室)

  • E-Lab

    E-Lab

  • Lighting Labo

    Lighting Labo “つなぐ”

  • Lighting Labo “つなぐ ” イメージムービー

    2023年に設置した電気工学科の施設“Lighting Labo つなぐ”10種の照明による光の効果を体感できます。光の強さ(明るさ)、色、角度、広がり方による違いで、さまざまなシーンを感じ取ることができます。


カリキュラム

ステップアップ式のカリキュラム

カリキュラムイメージ カリキュラムイメージ

初心者も安心。
ステップアップ式のカリキュラムで電気のスペシャリストを育成

電気工学科では、電気工学について基礎から最新技術までを学ぶほか、各種資格対策、そして社会人として必要なマナーや常識、コミュニケーション能力までをトータルに習得できるカリキュラムを用意。学生の理解度に合わせて着実にステップアップが可能な段階式学習スタイルなので安心です。知識と技術、資格と社会人基礎力をしっかりと身につけ、望みの進路をつかみ、就職・社会人デビューをめざしましょう。

1年次

  • 前期
    学習目標
    基礎知識・技術養成

    工業数学、物理学(力学)の基礎教養知識と電気・電子回路などの基礎専門分野を学習。また、電気工事に必要な工具の使い方など基礎技術を身につけます。

    専門力育成科目
    • ●物理学(45時間)

    • ●電気磁気学(45時間)

    • ●電気回路(45時間)

    • ●電気実習(60時間) ほか

    資格対策
    • ●第2種電気工事士試験対策

    • ●第3種電気主任技術者試験対策

  • 後期
    学習目標
    第2種電気工事士レベル養成

    さらに工業数学の基礎を学び、発電所や変電所の役割など専門知識を深めていきます。また、第2種電気工事士技能レベルの配線技術を身につけます。

    専門力育成科目
    • ●数学(45時間)

    • ●電気回路実験(45時間)

    • ●発変電工学(45時間)

    • ●基礎実験(90時間) ほか

    資格対策
    • ●第2種電気工事士試験対策

2年次

  • 前期
    学習目標
    応用力養成

    配電方法や制御の特性など応用知識を習得。
    また、CADを利用した図面作成、第1種電気工事士レベルの配線技術を身につけます。

    専門力育成科目
    • ●制御工学(45時間)

    • ●電気機器(45時間)

    • ●電気製図(60時間)

    • ●電気実習(60時間) ほか

    資格対策
    • ●第1種電気工事士試験対策

    • ●第2種電気工事士試験対策

    • ●第3種電気主任技術者試験対策

    • ●2級電気工事施工管理技術検定試験対策

  • 後期
    学習目標
    応用力養成

    電気関係法などの法規、電力の役割、照明工学などの応用知識を習得します。また、設計書・設計図の作成や高電圧実験などの実習から応用技術を身につけていきます。

    専門力育成科目
    • ●照明工学(30時間)

    • ●電気法規(15時間)

    • ●電気施設管理(15時間)

    • ●電気応用実験(90時間) ほか

    資格対策
    • ●第1種電気工事士試験対策

    • ●2級電気工事施工管理技術検定試験対策

― 主な授業内容

    • 電気・電子計測

      電気・電子測定機器の構造と原理を理解し、電磁気・電子計測に関する理論と技術を習得します。

    • 電気・電子計測
    • 発変電工学

      水力・火力・原子力による発電と、その他の発電方式、変電所の種類、設備の役割と特徴を学びます。

    • 発変電工学
    • 制御工学

      リニアモーターやエレベータなどの動作原理とその制御方法に関する構成および特性を学びます。

    • 制御工学

就職・進路

毎年高い就職決定率

電気の仕事は幅広く、就職に強い

  • 就職決定率100%

    電気工学科の実習は、高電圧設備や各種電気機器から燃料電池まで幅広くカバーされ、電気技術者に必要な知識と技術、応用力を身につけます。さらに認定資格が多い電気工学科の学生は、企業からも高く評価され、就職希望者に対しての就職実績は毎年高い決定率を達成しています。そのため社会人経験者の再入学先としても人気があります。

  • グラフ
  • 説明会・業界セミナーを多数実施

    電気工事や設備の保守・点検などを行う多数の企業に来校いただき、単独での業界セミナーや会社説明会を実施しています。また、電気技術者として第一線で活躍している本校の卒業生も来校し、実際の仕事内容や現場のお話を伺う機会となっています。

  • セミナー風景

電気の仕事は幅広く、就職に強い

“電気の仕事”と聞いてどのようなイメージでしょうか?電気は発電所から始まり、家庭の家電製品へ届くまでに、たくさんの人々の仕事を通じて安定的に供給されています。そのため、“電気の仕事”もさまざまで、発電所のお仕事や、送電網や変電所、家庭であれば照明器具やコンセントを設置する電気工事など多岐にわたります。ほかにも、ビルや工場など大型施設の保守管理、道路(信号機・電光掲示板など)や鉄道なども電気のお仕事です。現代の社会を支える大切な役割があります。

    • 電子機器

      電子部品の設計開発や制御機器の取り扱いなどを行うお仕事です。IT系や機械設計など、幅広い知識が必要となります。

    • 機械整備

      工場の機械や建設現場の機械を整備するお仕事です。大型の機器を取り扱うことが多く、鉄道や飛行機といった乗り物関係の整備も行います。

    • 設備管理

      ビルのような大型施設の設備を保守・点検する管理者です。照明器具をはじめとする電気設備のほか、ボイラーや空調、給排水、消防設備、エレベーターなど扱う仕事はさまざまです。

    • 通信工事

      電話やインターネット、放送、警報などの通信配線の工事を行うお仕事です。かつては電話工事が主流でしたが、スマホやパソコンの普及により、現代ではネット回線の仕事が多くなっています。

    • 電気工事

      街で見かける電気の仕事としてお馴染みの、電柱に登って送電設備の工事を行うお仕事です。また、建物内の照明やコンセントなどの配線工事も仕事のひとつです。

これまでの就職先

アサヒファシリティズ、イオンディライト、ヱル電、大久保電気工事、川股設備工業、関電工、旭日電気工業、軽種馬育成調教センター、アビリカ(旧 三和工機)、相互電業、測機社、大伸電設、大星ビル管理、太平電業、太平ビルサービス、太平エンジニアリング、タクシンエンジニア、拓北電業、大同電設、鐵和電設、東京美装興業、東京地下鉄、東テク北海道、鳥山電気工事、ドウデン、西上経営組合、日鉄テックスエンジ、日本空調サービス、日本電設、ネクスコ・エンジニアリング北海道、東日本フィールドエンジニア、北拓、北海道コンクリート工業、北海道電力、北海道東急ビルマネジメント、北海道パワーエンジニアリング、北海道富士電機、北海道旅客鉄道、北海電気工事、マイスターエンジニアリング、HEXEL Works(旧 六興電気)ほか

めざせる業種電子・電気機器メーカー、電気会社、ガス会社、通信関連企業、コンピュータ関連企業、航空・宇宙・鉄道関連会社、自動車メーカー、医療機関、精密機械メーカー、AV・オーディオメーカー、家電メーカー、無線・ネットワーク関連企業、光学機器系企業、放送・通信関連産業、エコ・新エネルギー産業、量販店 など
めざせる職種エネルギー開発・設計技術者、電気・電力設備の維持・管理者、電気製品開発・設計技術者、電気・電力設備の設計技士プラント設計技術者、電気工事技術者、公務員(電気職)、電気工事士 など

さらなるキャリアアップをめざし大学編入も可能

  • キャリアアップ
  • 電気工学科から大学編入学も可能です。より、深く電気を学びたい方や、電気に関する研究を希望する方、将来はメーカーなどで開発をめざしたい方への可能性を広げています。これまでに室蘭工業大学3年次への編入学実績があります。


資格

各種資格取得を徹底サポート

資格イメージ 資格イメージ

道が広がる資格で、社会に必要とされる人材をめざす

電気主任技術者は、身近な「電気設備」はもちろん、メガソーラーなどの「発電所」の監督者としても活躍できる資格。電気に関わる者として取得したいスペシャリストの証しです。
電気主任技術者とは、電気設備の保安や管理のスペシャリストの資格のこと。第3種の合格率は10%以下、第2種はさらに難易度がアップする難関の国家資格です。本校は道内専門学校で唯一、この試験が免除される認定校。 本校を卒業後※1、所定の実務試験※2を積むことで、無試験で資格が取得できます。

※1:認定に必要な科目の単位取得が条件 ※2:第3種は2年、第2種は5年

    • キャリアアップ
    • キャリアアップ

      電気業界は資格の有無で、できる仕事が大きく異ってきます。電気主任技術者を保有することで、大規模な電気設備を取り扱えるほか、施設全体の責任者として働くこともできます。会社内でも貴重な人材として活躍できます。

  • メイン
    • 長く働ける
    • 長く働ける

      電気主任技術者になることで、中高年以降も安定して働くことができます。電気の安全を守るための知識と技術、さらに資格を保有する人材は電気業界で貴重な存在です。現在、多くのシニア技術者が活躍していますが、その技術者の方々もいずれは引退するため、若い人材が特に求められています。

    • 社会的必要性
    • 社会的必要性

      環境に配慮し、火力や原子力といった大規模な発電から、風力や水力、太陽光などの再生可能エネルギーによる小規模な発電への移行が求められています。これに伴い、各拠点で発電所の設置が必要となるため、多くの管理者が求められています。これから電気をめざす方々にとってチャンスと言えます。

    • 就職に有利
    • 就職に有利

      企業は業務に必要な資格を持つ人材を求めています。そのため、多くの企業でも自社の社員に対して資格取得支援を行っているほどです。このことから、入社前から資格保有している学生は重宝され、就職の際に有利となります。

    • やりがい
    • やりがい

      電気の技術者は、現代の社会や生活を支える大切なお仕事です。ほぼすべての企業や施設も、一人ひとりの生活も電気のおかげで活動できています。日々の生活で電気を意識することは少ないですが、多くの電気技術者によって支えられています

技術者として実用的な資格が多数取得可能

多くの資格取得が可能です。電気関連資格のほかにも、ボイラー技師、危険物取扱者、消防設備士など技術者として実用的な資格取得も可能となっており、就職はもちろんのこと、勤務後も優位に勤めることができます。電気工学科では2年間を通して多くの資格を取得することができます。

  • 合格者数
  • 合格者数

― 資格スケジュール

    • 1年

      • 8月
      • 第3種電気主任技術者①希望者のみ

      • 10月
      • 第3種電気主任技術者①希望者のみ

      • 12月
      • 第3種電気主任技術者①希望者のみ

      • 3月
      • 第3種電気主任技術者②

    • 2年

      • 5月
      • 電気工事施工管理技術検定2級全員受験

      • 6月
      • 電気工事士第2種 筆記②未取得者

      • 7月
      • 電気工事士第2種 実技②未取得者

      • 8月
      • 第3種電気主任技術者③希望者のみ

      • 10月
      • 電気工事士第1種 筆記全員受験

      • 11月
      • 電気工事施工管理技術検定 2級未取得者

      • 12月
      • 電気工事士第1種 実技全員受験

      • 3月
      • 第3種電気主任技術者④

認定資格 ●第2種・第3種電気主任技術者(卒業後実務経験第2種5年、第3種2年無試験取得)●第1種・第2種電気工事士(第2種は筆記試験免除)●1級・2級電気工事施工管理技士(卒業後実務経験1級5年、2級2年・在学中2級学科試験受験資格取得)●1級・2級管工事施工管理技士(卒業後実務経験1級5年、2級2年)●1級・2級建設機械施工管理技士(卒業後実務経験1級5年、2級2年) など
取得可能な資格 ●消防設備士 ●二級ボイラー技士 ●危険物取扱者 ●工事担任者 など

奨学金制度

学費と就職をサポート

電気・電力系企業奨学金制度の利用で学費・就職も安心

電気・電力系業界をめざす若者を支援する企業奨学金制度。2024年度入学対象よりスタートした新しい奨学金制度です。貸与額が大きいところで240万となっており、返済は入社後の勤務年数・資格取得などにより、免除となる企業もあります。

メリット1
進学費用を大幅に軽減
メリット2
入社先が決定しているため実質就職活動なし
メリット3
勤務状況により返済額の半額・全額免除あり

奨学金制度

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