2019年01月30日
本校では大学編入に向けたコースも設置しています。それが情報処理科の大学編入コースです。今年度も国公立の室蘭工業大学へ6名、姉妹校である東京工科大学へ1名の計7名が編入学合格しています。(電気工学科から1名・建築学科から1名が室蘭工業大学へ編入学合格しているため計9名が編入学合格。)
本校の大学編入コースの大きな特色は、大学の卒業に必要な約半数の単位を取得できるという点です。もちろん、国立大学の科目単位としても認定されており、20年間で編入学合格者は84名にもおよびます。最も多いのは、室蘭工業大学への61名(2000年度から)となっており、他にも国公立の北見工業大学、小樽商科大学、岩手大学へ。私立では姉妹校の東京工科大学をはじめ、北海道科学大学(旧 北海道工業大学)、北海道東海大学、福井工業大学など、幅広く編入学実績を残しています。
そもそも大学編入とはどういったものなのか。専門学校や短期大学などから4年制大学3年次への編入学となる制度です。つまり、本校で1・2年次を修了した後、大学で3・4年次を修了して大学卒業が可能な制度です。具体的な大学編入のメリットとして、大きく以下の4点があります。
本校の2年間で、基礎を身につけたうえで資格を取得しつつ、大学の2年間でより専門的で高度な研究・開発に打ち込むことが可能となります。つまり、専門学校と大学の強みを兼ね備えた専門性を身につけることができます。
専門学校卒業で「専門士」と多くの資格取得、大学卒業で「学士」と高度な知識・研究成果から、より優位な就職活動に挑むことができます。
多くの編入学試験は、英語と専門科目の2科目のみとなっているため、一般入試に比べ優位といえます。難関である大学へも編入学によって、可能性が高まります。また、大学(学部)によっては、推薦入試が可能なところもあり、学力試験が免除され、試験は面接や口頭試問のみで受験できる場合もあります。
大学の3年次編入のため、本校の2年間と大学の2年間の合計4年間で卒業できるため、一般的な年齢で就職できます。それに伴って、経済的な負担も最小限で抑えられます。
室蘭工業大学 修士2年
上田 健太さん
情報処理科 2014年卒業
OBである両親の奨めもあり、日本工学院情報処理科へ進学。最新の研究や先進的技術に触れるために室蘭工業大学へ編入し、今はコンピューターに特定の数値と日本語の関係性の評価をさせる手法を研究しています。大学は自分とは全くジャンルの研究者が出した結論とを比較する機会が多く、視野が広がります。分析した問題の解決方法を探る際には、日本工学院で2年間取り組んできたプログラミングの力が多いに役立っています。在学中に身につけたビジネスマナーも、今後必要になってくるスキルです。就職は電力会社の基幹業務システムを開発する会社に決まりました。専門学校と大学の両方に通って培った経験を仕事でも生かしていきたいと思います。
本校では、この大学編入の制度をしっかりと理解していただくため、オープンキャンパス+体験入学のなかで、大学編入志望者に向けた説明や相談も実施しています。具体的にどのような大学や分野を目指していくのか、既に志望校が決まっている場合は受験に向けてどのような勉強が必要なのか、また本校のカリキュラムがどのようなものが行われているのかを説明いたします。これまでの84名という編入学実績から、その傾向やアドバイスをお伝え致します。検討されている方はもちろん、少し気になっているという方でもお気軽にご参加ください。
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