2018年03月08日
本日、ビジネス学科では白老町のアイヌ民族博物館・ポロトコタンの見学を実施しました。ビジネス学科では、観光業に携わる就職を目指すため、地域それぞれの文化や観光名所を学び、その魅力を多くの方々へ伝えるスキルも求められます。今回、その授業である「北海道の文化」として、となり街の白老町へ伺いました。到着後、まずアイヌ民族の代表的な楽器である“ムックリ”の製作と演奏方法を学び、お昼休みでは食事も兼ねて、“オハウ”と呼ばれるアイヌの伝統的な料理や、“イナウ”を謳ったイナウうどんなどを食事しました。午後からは、アイヌ民族博物館で民族の歴史や資料、またアイヌ文化が持つ自然に対する概念といった特徴についても詳しく学ぶことができました。そして、最後には民族の踊りや歌を聴き、それぞれに伝わる意味も合わせて学ぶことができました。情報や知識だけではなく、直接その地域や文化に触れて得られる体験は、何よりも価値のあるものです。アイヌ民族博物館は2020年に国立公園となるため、2018年4月1日より休館、2020年4月ポロト湖畔に「国立アイヌ民族博物館・国立民族共生公園」としてグランドオープンます。
アイヌ民族博物館