2018年01月29日
今日は本校の実績を紹介します。昨年11月に行われたETロボコン全国大会にて、情報処理科から出場した教員チームが競技部門で準優勝を果たしました!数多くのIT系企業や大学のチームを抑えての準優勝は素晴らしい快挙といえます。全国への出場権を手にした北海道大会でも、教員チームの地区大会優勝のほか学生チームも3位と健闘し、5つの賞を受賞しています。現在、本校の情報処理科ではIT系の資格試験はもちろん、開発や研究にも力を入れており、学生と教員が一体となって日々取り組んでいます。具体的には今回のETロボコンの機体となっている、LEGO™マインドストーム、ドローン、VR/AR/MRなど様々なデバイスをプログラムどう活用し、人々の生活でどのような利便性をもたらせるのかなど、幅広く学んでいます。。
ところでみなさん、ETロボコンはご存知でしょうか。高専や工業高校のロボコンはテレビで観たことのある方も多いと思います。そちらのロボコンは、出場チームそれぞれが電子機械を中心としたロボットを組み立て、ルールのもとで競うといった大会です。一方のETロボコンは、LEGO™マインドストームのロボットを使うことが指定されています。つまり、すべての出場チームが同じロボットで競う大会になります。では、どのように勝ち負けができるのかというと、プログラムで勝敗が決まります。各チームがLEGO™マインドストームのロボットの特性を理解したうえで、ステージとなるコースをどのようにプログラムで制御できるかがを競います。コースは毎年異なり、難所も設置されます。また、予選大会が行われる各地域の特産物が障害物として設置されるのもひとつの面白さとなっています。ただ、プログラムとはいえ、最後は運にも左右されます。カラーセンサーによるライントレースをするため、会場の照明や当日設置される障害物、あるいはロボットのバッテリー状態などによっても動作は異なってきます。この不確定さもETロボコンの面白さと言えます。ぜひみなさんも一度観てください。
ETロボコン公式サイト
チャンピオンシップ大会 2017 結果